六甲全山縦走大会 2014 その2 (摩耶山上掬星台まで)
5. 菊水山を目指して
(写真は翌日ポートタワーから撮影したものです)
心拍数を上げすぎないように、ペースを絞って歩いた。鉢伏山、鉄拐山を越え、おらが茶屋手前では階段ではないルートを選択。雨が本格的に降り出したため、高倉団地では雨具に着替える参加者が多数。私も装備を整えるため少し止まった。
栂尾山の長い400段階段は、手すりを掴んで腕の力を活かし、足の疲労を少しでも軽くするようにした。なかなか悪くないペースで山頂へ。横尾山を越え、下りもストックを使って膝の負担を軽減。妙法寺小学校には7:15に到着。目標より15分早い!トイレはパスして、高取山に向かう。高取山も淡々と登り、恒例のバナナ売りの茶屋でバナナを食べ、ペットボトルの水を購入。少し下の公園でトイレ休憩とカロリーメイトでの栄養補給。シャツを着替え、鵯越駅を目標にひたすら歩く。
市街地の登りでは多くの人に抜かれるが、淡々と歩き続けることで抜きつ抜かれつになることも多い。トレーニング時に帽子をなくした鵯越駅。少し探してみたものの、見つからず(数週間前だし当たり前か、仕方ない)。
鵯越駅では休憩しなかったが、過ぎた公園で小休止。菊水山の登りも休みつつ。トレーニングで距離感覚がつかめていたので、あせらず、不安にならず歩けた。菊水山には10:15に到着。ここでも目標の15分前に着けた。第一チェックポイントクリア。
6. 摩耶山上掬星台まで
菊水山でも雨が降り続く。少し休憩、栄養補給、シャツを替え先を急いだ。前回大会では、菊水山の登りで腹痛を起こし、コース外のトイレへ寄るなど完走を断念する原因になったポイントだった。天王吊り橋の先の鍋蓋山入り口でゆっくり休憩。少しばててきた。前回のトレーニングでは、この登りで両足の太ももが攣り、グリコーゲン不足の怖さを知った。今回は前日までの食事に気を付けたおかげで、ゆっくりながら鍋蓋山をクリア。途中多くの人に追い抜かれ、息も絶え絶えだった。鍋蓋山は11:45到着で、目標の11:30~12:00の間となり、ほぼ目標通り。あまり貯金ができていないことに、縦走の難しさを改めて感じた。
大龍寺山門では、今回のツアーに含まれているお弁当とお茶をもらった。ありがたい。食欲はあまりないし、消化不良を防ぐため、揚物、のり等は避けた。合わせて買った豚汁の具もあまり食べず、主に汁だけでごはんを食べた。メシバテがこれで防げるし、体も温まった。シャツを着替えて汗を吸ったタオルを捨てさせてもらい、これで準備万端だ。
トレーニング時は時間切れのため摩耶山には向かわず、市が原から布引の滝、新神戸駅に向かった桜茶屋。今回は茶屋でオロナミンCを買い、トイレを済ませていよいよ天狗道に向かう。摩耶山到着の目標は15:00~15:20。一軒茶屋のチェックポイントをパスするためにはこれより遅れることはできない。1年ぶりということもあり、距離感覚がわからない。
一人ではなく、周りの参加者の会話に耳を傾け、一歩一歩進んだ。「摩耶山クリアしたら7割がた完走できるな。」との声を励みにした。しんどいが、体調は悪くない。あと3分の1ぐらいかな、と思っていたら、突然頂上の建物とアンテナが見えた。なんと14:20到着。前々回、前回とも摩耶山でタイムアウトだったのに!ホットレモン2杯をもらい、整体サービスも受けて30分近く休むことができた。これで完走できるかも、と思うと悪天候もなんのそので、楽しくなってきた。
六甲全山縦走大会 2014 その3 (宝塚ゴール) - heyheyfamilyのブログ
六甲全山縦走大会 2014 その1 (スタートまで) - heyheyfamilyのブログ